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21 :中の人が違います ◆nLwCQ.qQQQ :2006/06/02(金) 02:58:45 ID:NLpyfheG
>>1は目的のメモリを見つけるとすぐに発信した。
数回のコールの後、すこし低い声(大塚明夫w)で「もしもし」という返事が聞こえた。

>>1「お久しぶりです、野島さん」
野島「本当に久しぶりだな、元気にやってるのか?」
>>1「ちょっと色々あって、元気とはいえないですが・・・」
野島「まぁそういうこともあるだろうけど、もういい大人なんだからな」

野島は実家の近くに住んでいた知り合いの警察官だった。
昔はイタズラの現場を目撃されては叱られていた。
あの当時は警察という響きに恐怖と尊敬を以って彼を見ていた。
実家を離れ、一度盗難に遭い、警察署に出頭した際、偶然に再会したのだ。
>>1は最初気が付かなかったが、野島はすぐに>>1>>1だとわかったらしい。

野島「で、用件は?電話してくるなんて、なにか急ぎのことか?」
>>1「急ぎというわけではないですが…野島さんは今ドコの部署に?」
野島「刑事課だ」

>>1は宛が外れたと思った。
野島が交通課か或いは少年課なら、あの珍走の手がかりがつかめるかもと期待していたからだ。
"しかし…野島に少年課や交通課の人を紹介してもらえば…"そう考えていた時
(省略ry こんな感じでええんかな?あと族名(?)が思いつかないorz)

22 :中の人が違います ◆nLwCQ.qQQQ :2006/06/02(金) 03:35:39 ID:NLpyfheG
野島「刑事課4係。暴力団関係の部署だな。マル暴なんて呼ばれるが…」

>>1はハッとした。

>>1「それって暴走族とかも関係するんですか?!」
野島「まぁ関係ないわけじゃないな。実際暴力団の下部組織化されているところもあるし…
  だが最近は族自体が吸収と解散を繰り返してるからな。実態が把握しきれてない部分もある。
  しかしそれがどうしたんだ?」
>>1「話すと長いんですが…」

>>1は事情を掻い摘んで話した。
暴行を受けたところは靄がかかったかのようによく思い出せない部分もあったが
>>1は知りうる限りの情報を出した。

野島「なるほどな。話を聞いてる限りでは、その女の子がいたのはスネークテイルだろう」
>>1「スネークテイル・・・?」
(省略ry 誰もいないようなので連投します許してくだちい)

24 :中の人が違います ◆nLwCQ.qQQQ :2006/06/02(金) 03:41:20 ID:NLpyfheG
野島「活動範囲から言って、たぶん間違いない。ただ規模は多くて30人そこそこのハズだ。」
>>1「ならそこじゃないです。すくなくとも100人は…」
野島「まぁ聞け、テイルというだけあって、あくまで下部組織なんだ。
  スネークテイルを含めて、あと数個のチームをまとめているのが居る。
  それが関東獅子王連合だ。おまえが会った総長っていうのはたぶん獅子王の総長だ」
>>1「なるほど…」

なるほど。ならば以前奈津美が話していたこととも繋がる(前ヌレ>>240)。

野島「しかし、その関東獅子王連合な
  他にスノウモンキーだとかゾーテラ・マヨルだとか、あとなんとかっていうのも含めるんだがな
  これに何の意味があるか、わかるか?」
>>1「いや、全く…」
野島「鵺(ぬえ)だ」
>>1「鵺?」
野島「日本版キマイラと言ったところかな。下部組織の名前が全部鵺に関係するんだ。」

>>1は混乱した。何の話をしているのか、その意図がよくわからなかったからだ。

>>1「あの・・・それが、その鵺が、なにか?」
野島「とにかく、だ。今までの族とはどこか違うんだ。センスがインテリっぽくて、オタクっぽいだろ?
  連中のやり口もそうなんだ。暴力事件も起すし薬も売ってるが、キャノンボールをやったりもする。
  だから、おまえがどういうことを考えているにせよ、あんまり型通りに考えすぎないほうがいい。」

野島はそれから>>1に絶対に一人で行動しないこと、何かあれば自分に連絡させることを約束させてから電話を切った。
>>1は想像していた情報とは違う情報を得たことに戸惑いながらも、なんにせよ手がかりは着実に集まってきたことを感じた。
"今はとにかく体を直さないとな"
携帯のディスプレイに表示される、奈津美の名前と電話番号を眺めながら、>>1はそうひとりごちた。
(以下省略されました。先読みたい人は ○○っ○ とか書き込んで下ちい)


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